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【冒険家】応援せずにはいられない!うんこ冒険家のあまりに熱い挑戦の数々!

『うんこドリル 漢字』に登場する人物のうち、筆者が熱く応援しているのが、冒険家だ。

このヒトはすごいですよ。ありとあらゆる危険な場所に、果敢に挑んでいく。

「ぼうけん家が、命づなをつけてうんこのぬまにもぐっていく」(ドリル3年・命)

沼に潜るだけでも充分にキケンなのに、よりによってうんこの沼! 大丈夫なのか!?

「ぼう険家が、五十キロのうんこを背負ってヒマラヤ山脈にいどむ」(ドリル4年・脈)

現実の世界で、ヒマラヤ山脈など8千m級の山への最終アタックに持っていく荷物は20㎏だという。なのにぼくらの冒険家は、うんこを50㎏も背負って登頂! 大丈夫なのか!?

「ぼうけん家が、うんこでできた山に登ろうとしている」(ドリル3年・登)

うんこでできた山! そんな足場の悪そうな山に登ってしまって大丈夫なのか!?

こんなオドロキの挑戦を繰り返す冒険者を、もう応援せずにはいられません。

◆冒険家のうんこガマンがすごい!

「冒険家」というのは、命の危険と隣り合わせのキビシイ職業である。彼は、なぜ冒険家になろうと思ったのだろうか。『うんこドリル 漢字』は、そのキッカケにも言及している。

「屋根裏で見つけたうんこが、冒険の始まりだった」(問題集6年・裏)

なるほど、屋根裏で! これは筆者の想像だが「こんなところにもうんこが!」というオドロキが彼を冒険の世界に駆り立てたに違いない。そう考えれば、その後の彼の冒険がすべてうんこ絡みなのにも頷ける。

「冒険家が、うんこをがまんしたままでの日本縦断に成功した」(ドリル6年・縦)

日本縦断というのが、北海道の稚内から鹿児島の枕崎までの主要道路を行くものだとしたら、その距離は2900㎞。仮に平均時速25㎞の自転車で、1日16時間ずつ走り続けたとしても、7日と6時間かかる。そのあいだ、うんこをがまんしたまま!?

だが、これで驚いてはいけない。

「ぼうけん家が、うんこを一か月がまんして太平洋を横だんした」(ドリル3年・横)

これは所要日数がハッキリしていて、なんと1ヵ月! そんなにガマンできるものなの!?

ところが、彼はもっとすごい記録を打ち立てた。

「ぼう険家が、うんこをがまんしての世界一周を成しとげた」(ドリル4年・成)

世界一周! 冒険家の挑戦だから、おそらくヨットのような小型の船で成し遂げた記録だろう。現実の世界のヨット単独航行での世界一周の最短記録は、42日と16時間。そういう短期間で世界一周するだけでもすごいが、そんなに長くうんこをがまんして大丈夫なのか。

一般の人間は、ごはんを食べてから12~36時間くらいで消化し、うんこをするといわれている。平均すると、食後1日でうんこになるわけだ。

なのに、この冒険家はその42倍以上もガマンした! あまりに強靭なカラダである。しかも、本来1日250gずつ出るはずのうんこを42日も溜め込んだら、体重が10・5㎏も増えてしまう。普通だったらゲッソリ痩せてしまいそうな旅なのに、太って帰還する冒険家! いやもう、ココロから尊敬に値する人物だ。

◆冒険家は命をかけている!

しかし、彼の冒険が死と隣り合わせなのは、揺るぎのない事実だ。

「冒険家が、極限の寒さの中でのうんこにちょう戦している」(ドリル5年・限)

危険である。極寒の南極でも、したばかりのうんこが凍りつくことはないというが、あまり寒いところでお尻を出し続けると、体温がどんどん下がっていく。百戦錬磨の冒険家は、モーレツなスピードでぷりぷりッと済ませられるのだろうか。

なお、南極では、環境保護のために屋外での排泄は禁じられている。冒険家がうんこしようとしている極限の寒い場所は、きっと南極ではないに違いない。

筆者がさらなる危険を感じるのは、次の行為だ。

「ぼう険家が、海底でのうんこにちょう戦すると言い出した」(問題集4年・底)

海底では、水圧でうんこが体内に押し戻される危険がある。まだ言い出しただけで、実践には至っていないようだから、周囲の人々は必ず思いとどまらせてほしい。

そしてついに、冒険家は危険な目に遭ってしまった。

「ぼうけん家が、うんこでできた島に上陸しようとしている」(ドリル3年・島)

「うんこ島に行ったぼうけん家の、生死を分けたできごと」(ドリル3年・死)

それはいったい、何だったのか。

「油断していた冒険家が、うんこの川で足をすべらせた」(ドリル5年・断)

危ない! 水よりはるかに粘性の高いうんこが川のように流れているとしたら、その川底はかなり傾斜が急だったはず。そこで足を滑らせたら、本当に危険だ。うんこの川で溺れる可能性がある。

ところで、科学的に気になるのは「うんこでできた島」である。そんな島が、いったいどうやって誕生したのだろうか。

地球は、プレートと呼ばれる厚さ100㎞ほどの岩盤に覆われている。プレートは十数枚に分かれていて、少しずつ動いているから、ところどころでぶつかり合う。これによって「地殻変動」が起こり、地面が隆起して山になったり、島が生まれたり、地震が起こったりする。おそらく、うんこ島もそうやって生まれたのだろう。

さらに細かく考えると、島のなかには、プレートの運動で大陸から切り離されて誕生したものがある。われわれが住んでいるこの日本列島がまさにそうで、1500万年前にユーラシア大陸から離れて島になった。うんこ島が、日本列島と同じようにしてできたとしたら、近くに大陸があることになるが……。

「大昔、うんこでできた大陸があった」(ドリル3年・昔)

おおっ、筆者の科学的推測は正しかった! しかも、その島は昔の伝説などではなかった。おそらく最近になって、どこかで発見されたようなのだ。なぜなら、

「うんこ大陸に行った冒険家からの連らくが絶えた」(ドリル5年・絶)

発見されたうんこ大陸に、冒険家は早速乗り込んだのだろう。ところが、連絡が途絶えてしまった! 大丈夫なのか、冒険家!?

「うんこ大陸に行った冒険家が、傷だらけで帰ってきた」(ドリル6年・傷)

よかった! 傷だらけとはいえ、帰ってこられてよかったなあ、冒険家! ゆっくり、うんこの風呂にでも浸かって傷を治してくれ。筆者はキミの冒険をいつも応援しているぞ。