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なんと『昆虫図鑑』を出します。

『昆虫図鑑』といっても、もちろん普通の図鑑ではない。
「昆虫たちが、もし人間の大きさだったら?」という仮定のうえでの解説とシミュレーションを試みた本。
――たとえば、 体長7㎝のクマゼミが人間サイズの150㎝になったら?
セミは、腹部の空洞を振るわせて音を出すので、体が大きくなり、空洞の体積も増えると、反響音も大きくなる。その声は、体重が10倍増ごとに10デシベル増えて、体長150㎝のクマゼミが鳴く声は、120~130デシベル。
なんとジェット機の離陸音くらいの大音響で、近くの人間たちはバタバタと気絶……!
こんな調子なので、「役に立つのか、その図鑑!?」と不審に思われるだろうけど、九州大学の丸山宗利先生が監修されていて、実はかなり勉強になる本に仕上がっています。
4月25日、西東社より発売。