昔話紹介
おじいさんがおむすびを食べようとしたところ、おむすびが転がり、穴に落ちてしまった。楽しそうな声が聞こえ、おじいさんはその声が気になり穴へ入った。おじいさんはそれから毎日おにぎりを穴に落とし、ネズミからお礼の箱をもらって、おばあさん問い合わせに暮らした。
材料と検証
ネズミが開ける穴は一般的には丸い形状が多く、大きさは1㎝~10㎝のものが多く見られ、ネズミの種類や大きさによって様々です。
「コンビニおにぎりの大きさや重さを調査!」というサイトでは、コンビニで売られている一般的なおにぎりの大きさをまとめています。
おじいさんのおむすびの大きさを、今コンビニで売られているおにぎりと同じだと考えた場合、だいたいの目安として底辺が8㎝~8.5㎝、高さが6㎝~7㎝、厚みが2.5㎝~3㎝。となっています。ネズミが掘った穴におむすびは入ることができるが、おじいさんは人間なので、約10㎝の穴には入ることはできません
柳田理科雄のコメント
人間がネズミの穴に入れたのは、本当に不思議ですね。
初めから「そんなことは不可能」と決めつけず、ネズミの穴とおにぎりの大きさを調べたところが素晴らしいと思います。きちんとデータを示したことで、説得力が生まれました。
その過程をきちんと踏んで、この脱力系の結論! ギャップがとても面白いです。