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銀河鉄道999

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『銀河鉄道999』1巻〔コミックス〕

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かつて松本零士先生といえば「メカはカッコいい。女性も魅力的。でも、主人公の男は、チビでガニ股」という、ちょっとアンバランスなイメージのマンガ家だった。どちらかというと、マイナーな存在だったと思う。
そんな松本先生が一躍脚光を浴びたのは、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版が大ヒットする1977年の夏。以降、作品が次々とアニメ化され、前述のアンバランスさは、むしろ大きな魅力として世の中に受け入れられていった。「マイナーじゃなかったんだ!」と驚きました……。
さて、マンガ『銀河鉄道999』の連載が始まったのは、77年1月。これは『ヤマト』劇場公開の半年前にあたり、松本先生にとって、非常に苦しい時期だったようだ。
『999』はもともと、テレビアニメ用に考えられていた企画。だが、テレビシリーズの『ヤマト』が視聴率不振で打ち切られたことも影響して、企画が白紙に戻ってしまった。失意の松本先生は、しかし「企画書はもうアニメの業界に出てしまった。自分の手の内をさらしてしまったようなものだから、早く作品にしないと」と前向きに考え、ちょうどそのタイミングで連載の依頼があった週刊少年キングで、マンガとして描くことにしたのである。
連載の予定は10回だったという。だが「謎の美女といっしょに列車で宇宙を旅し、さまざまな星で個性的な人々に出会う」という物語は篤く支持され、連載が延長されるうちに『ヤマト』ブームが起こった。『銀河鉄道999』のテレビアニメ企画も復活し、全113回も放送されるヒットシリーズに育っていく。

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『ジュニア空想科学読本』シリーズで扱っている題材のうち、 いまの子どもは知らないだろうと思われる古い作品について、 簡単に紹介するコーナーです。 「角川つばさ文庫」というレーベルから刊行されていることもあり、 同シリーズの対象年齢は小学校高学年。 しかし、すぐれた作品の魅力は、時代や年代を超えて伝わると考え、 古くてもマイナーでも、容赦なく取り入れている次第です。

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