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キカイダー01

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『キカイダー01』vol.1〔DVD〕

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『人造人間キカイダー』の続編として、1973年に放送された番組が『キカイダー01』だ。
前作のポイントが「不完全な良心回路」で、主人公のジローは正義と悪の2つの心に引き裂かれそうになって苦しんでいたが(⇒「人造人間キカイダー」を参照)、この『キカイダー01』では、そういった深刻な要素をあっさり放棄。01は「完全なる良心回路」の持ち主で、変身前のイチローも、悩みなんか一つもなさそうな明朗快活な正義の味方になっていた。子ども心にも「うわっ、影というものが全然ない……」とびっくりしたものである。
しかし面白いことに、キカイダー01を取り巻くロボットたちのほうに、微妙な影が生まれてきた。「01のような正しい心を持ったロボットになりたい」と願う女性ロボット・ビジンダーや、「心というものがわからない」と困惑する殺し屋ロボット・ワルダーが登場し、彼らは文通しながら「ロボットの生きる道」を探ったりするのだ。さらに、前作『人造人間キカイダー』の終盤に現れたキカイダーの最大の敵・ハカイダーも、引き続きこの作品に登場していたが、その立場はあれよあれよという間に凋落。犬が苦手なワルダーのために、近所の犬を追い払う仕事を与えられる……など、左遷されるサラリーマンのような哀愁を漂わせていた。結局、『人造人間キカイダー』とは別の意味で、やっぱりちょっと暗くて面白い作品となったのだ。

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『ジュニア空想科学読本』シリーズで扱っている題材のうち、 いまの子どもは知らないだろうと思われる古い作品について、 簡単に紹介するコーナーです。 「角川つばさ文庫」というレーベルから刊行されていることもあり、 同シリーズの対象年齢は小学校高学年。 しかし、すぐれた作品の魅力は、時代や年代を超えて伝わると考え、 古くてもマイナーでも、容赦なく取り入れている次第です。

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