空想科学研究所

THE DREAM-SCIENCE LABORATORY
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研究ノート

2020.01.07

KUSOLABチャンネル。

2018年9月に開設したYouTubeのKUSOLABチャンネルの登録者が8万人を突破しました!

なかなか登録者も増えないし、視聴回数も伸びないしで、とても悩んだりしていたのですが、昨年の秋くらいからぐぐーんと伸びはじめて、ここまできました。登録してくださった皆様、いつも動画を楽しんでくださっている皆様、ありがとうございます。これからも一緒に楽しみたいです! 秘書的には編集大変だけど(笑)。

あー、登録するの忘れてる~とか、空想科学研究所のYouTubeを知らないという人がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね。よろしくお願いします。

 

 

2019.12.18

鉄球を使ったモーレツ特訓!【その3】 かつて野球マンガには、しばしば「鉄球を使った特訓」が出てきた記憶がありますが、あれは効果が期待できたのでしょうか?(質問者:サルカニオン)

鉄球は、知る人ぞ知る野球マンガ『アストロ球団』でも使用されました。
宇野球一は、カミソリの竜の殺人X打法を破るために、三段ドロップの練習に励んでいました。
ところがうまく曲がらず、何度投げても、バッター役の上野球二を直撃するばかり……。
そこで総監督のシュウロは、球一に野球ボール大の鉄球を渡します。
「この一球が、三段ドロップを完成さすか!? かれを殺すか!? 天国と地獄の命綱だ――っ!!」。

野球ボール大の鉄球とは、重量1・4㎏。野球ボールのほぼ10倍です。
変化球は、ボールが大きいほど曲がりやすく、重いほど曲がりにくい。
通常の10倍も曲がりにくい鉄球で、三段ドロップを決めた球一は見事です。
ここでも『巨人の星』と同じように、やり過ぎるくらいがんばってこそ、成果は期待できるという思想が表れていますね。

この『アストロ球団』には、もっとすごい特訓もいろいろ出てくるのですが、忘れられないのが三荻野球五の特訓です。
アストロ球場の地下3階にあるバンアレン特訓場は、強力な重力を発生させる、という設定になっていました。
そこで球五は、100㎏の鉄バットを振り、絶え間なく打ち出されるボールを1つも漏らさずヒットするまでに鍛え上げたのです。
その重力の強さは、球五自身が語っています。特訓場を出ると、100㎏のバットが万年筆ぐらいの重さに感じる、と。
筆者の万年筆は12gなので、バンアレン特訓場の重力は、外界の8万3千倍!?
す……すると、キミが今持っている100㎏のバットは、バンアレン特訓場の中では、830t!?
恐るべし、三荻野球五、そしてバンアレン特訓場!

言うまでもなく、この特訓場での特訓は、危険でした。
猛烈な重力で、血管がズタズタになり、全身が脱水症状を引き起こし、体内の機能がすべて狂い、30分ともたない……。
そのため、シュウロも入室を禁止する禁断の部屋だったのだ……って、おい、だったら、何のために作ったんだ!?【了】

2019.12.02

『ジュニア空想科学読本18』

マンガやアニメのなかで起こるさまざまな「信じられない現象」を検証! 『こち亀』中川巡査はワインを2億5千万本所有し、『鬼滅の刃』の恋柱は鞭のようにしなる刀を使う! 『ジョジョの奇妙な冒険』のカーズの視力は天体望遠鏡なみ! それらが実現するとしたらいったいどんなことになる? 笑えてためになる科学の本18弾!

2019.10.23

空想科学講義をおこないます。

11月3日(日)、東京神保町・東京堂ホールにて「空想科学講義」をおこないます。

 

【主要講義内容】
1)ラピュタ、キャプテン翼、マリオカート、ウルトラセブンで考える「空気抵抗」
2)ヒロアカ、ポケモン、ONE PIECE、仮面ライダーで考える「氷雪」

を予定しています。

ふだんのトークショーより理科的に一歩踏み込んだ内容を予定しています。

そのため参加は小学4年生以上からとさせていただきます。

詳細&お申し込みは

https://kusolab1103.peatix.com/

からお願いします。

会場でお待ちしています! ぜひご参加くださいませ。

 

2019.10.04

鉄球を使ったモーレツ特訓!【その2】  かつて野球マンガには、しばしば「鉄球を使った特訓」が出てきた記憶がありますが、あれは効果が期待できたのでしょうか?(質問者:サルカニオン)

鉄球を使った特訓の第2弾です。

鉄球特訓は、意外なことに『ドカベン』にも登場しました。
舞台は、山田や岩鬼が1年夏の甲子園。決勝戦の相手は青森県代表いわき東高校でした。
全試合を1-0で勝ち上がってきたそのチームには、足利くんという足の速い選手がいました。

彼は、宿舎で両足につけた鉄球を引きずりながら歩く特訓を行っていたのです。
その鉄球は、直径が30㎝ほどありました。
奇しくも花形が鉄バット特訓で使った鉄球と同じくらいの大きさです。中まで鉄が詰まっているとすれば、1個111㎏、左右ペアで222㎏です! これは重い!

彼は甲子園球場にもこれを持ってきていましたが、こんなに重いものをどうやって青森から兵庫まで運んだのでしょう? 僕はこれが気になってたまりません。

両足につけたまま列車に乗るのは周囲の人々にすごく迷惑がかかると思うし、両手に持ってきたのかなあ。
それができたら、足に頼らなくても、驚異的な豪腕の打者として活躍できたんじゃないかなあ…と思います。

鉄球を使った特訓、他にもあるので、この項続きます。【了】

2019.09.29

かつて野球マンガには、しばしば「鉄球を使った特訓」が出てきた記憶がありますが、あれは効果が期待できたのでしょうか?(質問者:サルカニオン)

あった、ありました。
なぜか鉄球を使った特訓がいろいろありました。

いちばん有名なのは『巨人の星』花形満の、鉄球を鉄バットで打ち返す特訓でしょう。
この特訓の目的は、大リーグボール1号を打倒すること。大リーグボール1号は、打席で構えている打者のバットにボールを命中させ、内野に跳ね返った打球を処理してアウトを取る……という、なんとも堅実な魔球でした。
星飛雄馬の豪速球が時速150㎞なら、バットに当たった衝撃だけでも880㎏になり、これを当たった瞬間にバットを振って、ホームランにしようなどとすると、31tもの力が必要という計算になります。
バットにぶつけられたボールを打ち返すのは不可能に近い。あの魔球、梶原一騎先生が生み出された必殺技のなかでは、いちばんリアルな効果があるかもしれませんね。

ところが花形の特訓は、この課題に真正面から挑もうとするものでした。つまり、ボールがバットに当たった瞬間に猛烈な力でバットを振り、打ち返す。目標は31t。

鉄球の直径は40㎝ほどもあり、中まで詰まった鉄なら、重量は260㎏。鉄バットは通常サイズだったので、こちらは10㎏くらいと思われます。
花形はこの特訓を町の工場で行い、天井から吊った鉄球を振り子のように揺らして、迫ってくるところを鉄バットで打っていた。振り子運動する鉄球の落差は1m程度と見られ、すると鉄球の速度は時速16㎞になります。
これを、たとえば同じ速度で打ち返すためには、バットに当たった瞬間に出さなければならない力は240t。

わ~、明らかにやりすぎです。31tでいいのに……。

でも、われわれが子どもの頃、この血染めの特訓に胸を打たれたことは事実。やりすぎなくらいがんばるのが特訓!という美学を、花形満に教わりました。

鉄球を使った特訓、他にもあるので、この項続きます。【了】

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